- Outlookデータ移行で用意するもの
- Outlookデータ移行する2つの方法
- よくあるトラブルの解決方法
- isacomputer管理人(@isastart07)
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今回はOutlookのデータ移行する方法を解説します。
初めてOutlookのデータ移行をする方向けに、本記事では画像付きで操作手順を解説していますので初心者の方でも安心して進められます。
後半ではよくあるトラブルの解決方法を紹介しているので、実際にトラブルが起きたときは確認してみてください。
それでは、いきましょう!
まず!Outlookのデータ移行で用意するもの

まず、Outlookのデータ移行をするために用意するものがあります。
- USB
- SDカード
- 外付けHD
上記のとおりです。
この中のどれか1つを用意しましょう。
OneDriveはあまりおすすめできません
OneDriveというクラウドサービスを使ってOutlookのデータを持っていくこともできますが、あまりおすすめはしません。
理由は下記のとおりです。
- ネットが不安定だと移動に時間がかかる
- ネットが不安定だと正常にアップロード、ダウンロードできない
OneDriveなどのクラウドサービスは比較的トラブルが起こりやすいので、無難にUSBや外付けHDにしておきましょう。
Outlookのデータ移行する方法

データ移行の流れは下記のとおりです。
- 移行元のパソコン:移行したいデータをUSBに保存する
- 移行先のパソコン:USBからデータを取り出してインポートする
順番に解説していきますね。
①:移行したいデータをUSBに保存する
手順①:「「エクスプローラー」を起動する

手順②:「Outlook ファイル」をコピーする

エクスプローラー内の「ドキュメント」に「Outlookファイル」があるのでコピーします。
手順③:USBに「Outlook ファイル」を貼り付ける

手順④:USBにコピー完了です。

②:USBからデータを取り出してインポートする
手順①:移行先のパソコンのデスクトップに「Outlook ファイル」をコピーする

「Outlook ファイル」はUSB内から直接インポートせずに必ずコピーするようにしましょう。
こうすることで万が一データが破損してしまっても、再度USBからコピーしてインポートの作業をすることができます。
手順②:Outlook左上の「ファイル」をクリックする

手順③:「開く/エクスポート」から「インポート/エクスポート」をクリックする

手順④:「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選択する

手順⑤:「Outlook データファイル」を選択する

手順⑥:インポートするデータファイルを選択する

デスクトップにコピーした「Outlook データファイル」を選択しましょう。
手順⑦:「完了」をクリックする

以上になります。
「受信トレイ」だけ移行したい!「連絡先」だけ移行したい!という方は「くの字」をクリックしてデータを個別に移行させることもできます。

データ移行でよくあるトラブル3つの解決方法

Outlookでデータ移行するときによくあるトラブルが下記のとおりです。
- OutlookデータをUSBに保存できない
- アドレス帳に連絡先が表示されない
- 連絡先が文字化けしている
順番に解決方法を解説していきます。
①:OutlookデータをUSBに保存できないとき
USBのファイルシステムが「FAT32」だと、一度に4GB以上のデータをUSBに保存することができません。
まずは、USBのファイルシステムとOutlookのデータサイズを確認してみましょう。
USBのファイルシステムを確認するには「USBドライブ」を右クリックして「プロパティ」をクリックします。

Outlookのデータサイズを確認するには「ドキュメント」にある「Outlook ファイル」内に進みます。

- Outlookデータファイルのサイズが4GB以上だった
- USBのファイルシステムが「FAT32」だった
上記に当てはまる方は、USBのファイルシステムを変更しましょう。
ファイルシステムを変更するとUSB内のデータが削除されます。
変更前にUSB内のデータを別のところに保存しておきましょう。
USBのファイルシステムを変更する操作手順
手順①:エクスプローラー内の「USBドライブ」を右クリックして「フォーマット」をクリックします。

手順②:ファイルシステムを「exFAT」にして「開始」をクリックします。

手順③:「OK」をクリックします。

手順④:「OK」をクリックします。

以上になります。
再度データ移行を試してみましょう。
②:アドレス帳に連絡先が表示されないとき
手順①:「連絡先」の「プロパティ」をクリックする

手順②:「電子メールのアドレス帳にこのフォルダーを表示する」にチェックにチェックを入れる

③:連絡先が文字化けしているとき
手順①:Outlook画面左上の「ファイル」をクリックする
手順②:「開く/エクスポート」から「インポート/エクスポート」をクリックする

手順③:「ファイルにエクスポート」を選択する

手順④:「Outlookデータファイル」を選択する

手順⑤:「連絡先」を選択する

手順⑥「参照」をクリックする

手順⑦:「デスクトップ」に保存する

手順⑧:「完了」をクリックする

手順⑨:そのまま「OK」をクリックする

手順⑩:デスクトップに連絡先があることを確認する

手順⑪:「プログラムから開く」から「メモ帳」をクリックする

手順⑫:「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリックする

手順⑬:「文字コード」を「ANSI」にして「保存」をクリックする

手順⑭:「はい」をクリックします。

手順⑮:「手順②:Outlookを起動して左上の「ファイル」をクリックします。」から再度インポートする
まとめ!データ移行は簡単にできる

今回はOutlookデータ移行する方法を解説しました。
OutlookデータファイルをUSBに保存するというのはバックアップにもなります。
ある程度データが溜まってきたらUSBに保存しておくことをおすすめします。

今回は以上になります。
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