- isacomputer管理人(@isastart07)
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受信トレイ内のデータは簡単にバックアップをとれますが、仕分けルールと署名のバックアップは操作方法が異なります。
今回は元Microsoftサポートの僕が、Outlookのバックアップをとる方法を解説します。
Outlookのバックアップをとる方法

受信トレイ、仕分けルール、署名でそれぞれバックアップをとる方法が異なります。
- 受信トレイ
- 仕分けルール
- 署名
受信トレイ、連絡先、予定表のバックアップをとる
Outlookの受信トレイ、連絡先、予定表は簡単にまとめてバックアップがとれます。
データファイル(pstファイル)というところにすべて保存されているので、データファイルをデスクトップやUSBに保存します。
今回は例でデスクトップに貼り付けます。
バックアップをとる操作手順
「スタートボタン」を右クリックして「エクスプローラー」をクリックします。

「ドキュメント」にある「Outlook ファイル」を右クリックして「コピー」をクリックします。

「デスクトップ上」で右クリックして「貼り付け」をクリックします。

ドキュメントに「Outlookファイル」が無かった場合は隠しファイルに設定されている可能性があります。
エクスプローラーの「表示タブ」から「隠しファイル」にチェックを入れて確認してみましょう。

一部のバックアップをとる
Outlookは「受信トレイだけ!」「連絡先だけ!」というように個別にバックアップをとることができます。
一部のバックアップをとる操作手順
Outlook画面左上の「ファイル」をクリックして「開く/エクスポート」から「インポート/エクスポート」をクリックします。

「ファイルにエクスポート」を選択して「次へ」をクリックします。

「Outlook データファイル」を選択して「次へ」をクリックします。

エクスポートしたいアイテムを選択して「次へ」をクリックします。

少し長いので下記にまとめました。
- 「参照」をクリックします。
- 「デスクトップ」を指定します。
- 「ファイル名」を入力します。
- 「OK」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。

仕分けルールのバックアップをとる
仕分けルールは通常の操作ではバックアップがとれません。
下記の手順でバックアップをとる必要があります。
仕分けルールのバックアップをとる操作手順
「ルール」から「仕分けルールと通知の管理」をクリックします。

少し長いので下記にまとめました。
- 「オプション」をクリックします。
- 「仕分けルールをエクスポート」をクリックします。
- 「保存先」(デスクトップ)を指定します。
- 「ファイル名」を入力します。
- 「保存」をクリックします。

署名のバックアップをとる
署名はエクスプローラーからバックアップがとれます。
署名のバックアップをとる操作手順
「スタートボタン」を右クリックして「エクスプローラー」をクリックします。

「表示」から「隠しファイル」にチェックを入れます。

下記のパスをアドレスバーに入力して「→」をクリックします。
C:/Users/(ユーザー)/AppData/Roaming/Microsoft/Signatures

「ユーザー名」が不明な場合は「Windows(C)」から「ユーザー」で確認できます。

「作成した署名の名前」をすべてコピーして「USB」や「外付けHD」などに貼り付けることでバックアップ完了です。

まとめ:念のためバックアップをとろう!

今回はOutlookのバックアップをとる方法を解説しました。
まとめると下記のとおりです。
バックアップはデータ移行するときに必要な操作になるので覚えておいて損はないです。

今回は以上です。
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