- 設定するときの注意点2つ
- Outlookで特定のメールに色をつける2つの方法
- isacomputer管理人(@isastart07)
- 元Microsoftサポート、約2500人のサポート経験あり
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Outlookは「条件付き書式」を使って特定のメールに色をつけることができます。
例えば「件名がTESTのときは緑色で表示する」と設定すると下の画像のとおり。

今回は元Microsoftサポートの僕が、Outlookで特定のメールに色をつける方法を紹介します。
設定前に!注意点が2つあります

注意点①:複数のメールアドレスを設定している方は、個別に設定する必要あり
Outlookに複数のメールアドレスを設定している方は、個別に設定する必要があります。
流れとしては下記のとおりです。
- Aのメールアドレスの受信トレイをクリック
- 色をつける設定をする
- Bのメールアドレスの受信トレイをクリック
- 色をつける設定をする
1つのメールアドレスにだけ色をつけたいという方は問題ありません。
注意点②:送信先の相手には色はつかない
メールに色を付ける設定は自分のOutlookだけの設定になるので、相手側では通常の色で表示されます。
どうしても相手側に色をつけたいという方は本記事内の「フラグの設定」で強引なやり方ですが色をつけることができます。
Outlookで特定のメールに色をつける2つの方法

本記事では下記の2つの設定方法を紹介します。
- 条件付き書式から設定する
- フラグの設定から設定する【赤色のみ】
順番に解説していきます。
①:条件付き書式から設定する方法
1.「表示」から「ビューの設定」をクリック

2.「条件付き書式」をクリック

3.「追加」をクリックして「名前」を入力、「フォント」をクリック

「名前」については好きな文字を入力してOKです。
これから作る条件の「名前」になるので、特になければ「無題」のまま「フォント」をクリックしてOKです!
4.各項目を設定して「OK」をクリック

フォントやサイズも変えたい方はここで変更します。
色だけ設定したい方は「4番」のところだけ設定して「OK」をクリックしましょう。
5.「条件」をクリック

6.条件を設定して「OK」をクリック

- 特定の件名のメールに色を付ける:「検索する文字列」の欄に件名を入力
- 特定の差出人から来たメールに色を付ける:「差出人」の欄にメールアドレスを入力、もしくは「差出人」をクリックしてアドレス帳から選択
- 特定の宛先のメールに色を付ける:「宛先」の欄にメールアドレスを入力、もしくは「宛先」をクリックしてアドレス帳から選択
7.「OK」をクリック

8.設定完了
②:フラグの設定から色をつける方法
送信先の相手にも色をつけたい方は「フラグの設定」から進めます。
ただ、この方法は「赤色」のみとなっています。
1.「新しいメール」をクリック

2.「フラグの設定」から「ユーザー設定」をクリック

3.「開始日」と「期限」を過去に設定、「受信者用にフラグを設定する」と「アラーム」にチェックを入れて日付を過去に設定、「OK」をクリック

「日付を過去に設定する」というのが大事なポイントです。
過去に設定することで期限が切れている状態になるので赤色になります。
4.「宛先」と「件名」と「本文」を入力後、「送信」をクリック

上記の操作で送信すると相手には下の画像のように「赤色」で表示されます。

まとめ:Outlookは色をつけて管理できる

今回はOutlookで特定のメールに色をつける方法を解説しました。
- 条件付き書式で設定:自分のOutlookに色をつける
- フラグの設定:相手側のOutlookに赤色をつける
メールに色をつけてラクに管理していきましょう!
今回は以上です。
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