- SUM関数とは?
- SUM関数の使い方を解説!
- SUM関数を使った例2つ
- 関数で知っておきたいポイント2つ
- よくある質問2つ
- isacomputer管理人(@isastart07)
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「SUM関数の使い方がわからない・・」とお悩みではありませんか?
今回は初心者向けにSUM関数の使い方を解説します。
それでは、いきましょう。
SUM関数とは?

SUM関数は、複数の数値の合計を簡単に求めることができます。
=1+2+3+4+5+6+7
上記だと式が長くなってしまいますが、SUM関数を使うと・・
=SUM(A1:A7)
この短い式で合計を求められます。
このように関数全般で言えることですが、式を簡略化してくれるのがポイントです。
では、画像付きで詳しくSUM関数の使い方を解説していきます。
SUM関数の使い方を解説!

本記事では下記の操作を順に解説します。
- 入力して計算する
- カーソルで範囲選択して計算する
- オートSUMでまとめて計算する
自分が操作しやすいと思う方法で計算しましょう。
①:入力して計算する
1.下の画像のように入力します。
=SUM(C3:C9)

2.入力したら「Enter」を押します。

②:カーソルで範囲選択して計算する
1.まず「=SUM( 」まで入力します。

2.カーソルを使って合計を求める範囲を指定します。

指定後に「Enter」を押します。
③:オートSUMでまとめて計算する
オートSUMは、ボタン1つで簡単に合計を求めることができます。
1.カーソルで「合計するセル」から「合計を表示させるセル」まで範囲指定します。

2.「数式」から「Σ」をクリックします。

これで合計が求められます。
こういう時にオートSUMが超便利です。
1.下の画像のように選択します。

2.「数式」から「Σ」をクリックすると、まとめて合計を求められます。

SUM関数を使った例2つ

SUM関数を使えば、「売り上げ」や「累計売り上げ」を簡単に求めることができます。
一度数式を入力してしまえば、数値を変更しても自動で合計が反映されます。
①:各店舗の半年の売り上げを求める

上の画像のように売り上げを求めることができます。
半年ものデータを短い式で求められるのは嬉しいですよね。
②:累計の売り上げを求める
累計を求めるときは、一番最初の参照セルを「絶対参照」にします。
1.下の画像のように入力します。
=SUM($C$4:C4)

絶対参照は、参照したセルを常に固定させるイメージです。Cの前後に「$」を付けることで絶対参照になります。また「F4」を1回押すことで簡単に絶対参照にできます。
2.オートフィルします。


オートフィルは、セルのデータを連続して入力することができる機能です。また、関数をコピーしたいときににも使えます。
関数で知っておきたいポイント2つ

これから紹介するポイントを覚えておくと、入力の際に時短になります。
ポイント①:最後の「 ) 」は入力しなくてもOK
Excelは最後の「 ) 」は入力しなくてもOKです。
「=SUM(C3:C9 」だけの形で「Enter」を押してもしっかり合計を求められます。
ポイント②:「Tab」を使って「 ( 」を自動入力できる
関数を入力後に「 ( 」を通常通り付けるのはちょっと手間ですよね。
そこで「Tab」が活躍します。


よくある質問2つ

関数のことでよくある質問2つに答えました。
Q1:計算結果が「0」になってしまうのですが原因は何でしょうか?
A:合計を出すセルまで参照されている可能性があります。

上の画像の場合、正しい式は下記のとおりです。
=SUM(B3:B9)
こういうところは上級者の方でもやってしまうミスなので確認してみましょう。
Q2:エラーマークが表示されましたが、これは・・?

A:エラーインジケーターと言います。数式が隣接したセルを参照していない時に表示されるもので累計などを求めた時に出てきますが、気にしなくてOKです。
ちなみに下記の操作で非表示にすることもできます。

まとめ:SUM関数で合計を簡単に求めよう!

今回は初心者向けにSUM関数の使い方を解説しました。
合計を出したいときはSUM関数を使って簡単に求めましょう!
それでは、今回は以上です。
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