- Googleサーチコンソールって?
- Googleアナリティクスとの違いは?
- Googleサーチコンソールの設定方法
- Googleサーチコンソールの使い方
- isacomputer管理人(@isastart07)
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- 本ブログ累計100万PV突破
「WordPressでGoogleサーチコンソールを設定する方法がわからない・・」とお悩みではありませんか?
今回はGoogleサーチコンソールを設定する方法を画像付きで解説します。
WordPressでブログを開設した方、サイトを持っている方は、無料でサイト管理ができるGoogleサーチコンソールの設定は欠かせません。
それでは、いきましょう。
Googleサーチコンソールって?

Googleサーチコンソールは、Googleが無料提供している検索エンジンのパフォーマンスを分析するツールです。
Googleサーチコンソールを使うメリットは下記のとおりです。
- 検索パフォーマンスを把握できる
- 自分のサイトページをインデックスできる
それぞれ解説します。
①:検索パフォーマンスを把握できる

Googleサーチコンソールの一番の特徴が「読者さんがサイトにアクセスする前の情報を把握できる」という点です。
- 検索エンジンに表示された数
- 検索エンジンでクリックされた数
- 検索エンジン上の平均順位
- 読者さんが検索しているキーワード など
上記のデータを収集できます。
このように読者さんが自分サイトにアクセスする前の情報を把握できれば「読者さんは何を求めているのか」が分かってきます。
②:ページのインデックス登録をリクエストできる

自分のサイトがインデックスされていない場合は、Googleサーチコンソールからインデックス登録をリクエストできます。
自分のサイトをGoogleのデータベースに登録することをいいます。サイトが登録されていないとGoogleの検索結果に表示されません。
Googleはクローラーと呼ばれるロボットが世界中のサイトを巡回してインデックス登録していますが、登録までに時間がかかることもあります。

そこで、作成した自分サイトをクローラーに知らせるためにGoogleサーチコンソールからインデックス登録をリクエストします。
Googleアナリティクスとの違いは?

アナリティクスとサーチコンソールは似たようで違うツールです。
- アナリティクス:サイトのアクセス状況を把握する
- サーチコンソール:サイトにアクセスする前の状況を把握する
上記のとおりです。
Googleアナリティクスはアクセス状況を把握できる

- サイトにアクセスしたユーザー数
- サイト内の平均滞在時間
- ページプレビュー数(PV数) など
上記のとおりです。
Googleアナリティクスは、自分サイトにアクセスしたときのデータを分析できます。
Googleサーチコンソールはアクセス前の状況を把握できる

- 検索エンジン上のデータ
- 読者さんが使うキーワード
- サイトのエラー確認 など
上記のとおりです。
Googleサーチコンソールは、読者さんが自分のサイトにアクセスするまでの行動を把握できるツールになります。
- サイト外の状況:サーチコンソール
- サイト内の状況:アナリティクス
簡単にまとめるとこのようになります。
Googleサーチコンソールの設定方法

Googleサーチコンソールの設定はすぐ終わります。
①:Googleサーチコンソールにログイン

サーチコンソールログインページにアクセスしてログインしましょう。
そのあとは「今すぐ開始」をクリックします。
②:URLプレフィックスから進める

URLプレフィックス側に自分のサイトURLを入力して「続行」をクリックします。
同じドメインで複数サイトを運営している方はドメイン側で設定するとまとめて管理できるようになります。
③:HTMLタグをhead内に貼り付ける

「タグ」をWordPressのhead内に貼り付けて「確認」をクリックします。
WordPressのテーマによってタグの貼り付け場所が変わります。

有料テーマJINは「HTMLタグ設定」という項目があります。

有料テーマSANGOはカスタマイズの詳細設定に「headタグ内にコードを挿入」という項目があります。
④:プロパティに移動をクリックする

「プロパティに移動」をクリックします。
⑤:開始をクリックして完了!

「開始」をクリックします。
Googleサーチコンソールの使い方

Googleサーチコンソールの基本的な使い方を解説します。
- 検索パフォーマンスを把握する
- インデックス状況を把握する
- サイトマップを追加する
- ページが良質かつ安全か確認する
- サイトに問題はないか確認する
上記のとおりです。
順番に解説します。
①:検索パフォーマンスを把握する

「検索パフォーマンス」から検索エンジン上のデータを把握できます。
- 合計クリック数
- 合計表示数
- 平均CTR(クリック率)
- 平均順位
上記のデータをグラフで分析できるので状況を理解しやすいです。
下にスクロールすると「キーワード」や「各ページのデータ」なども把握できます。
②:インデックス状況を把握する
「URL検査」からサイトのページがGoogleに認識されているか確認できます。
❶:検索窓にページのURLを入力してEnterを押します

❷:インデックス状況を確認します

インデックスされていない場合は「インデックス登録をリクエスト」をクリックしてGoogleに認識してもらいましょう。
③:サイトマップを追加する
Googleサーチコンソールにサイトマップを追加することで、クローラーが効率よくサイト内を巡回してくれます。
❶:WordPressに「XML-Sitemap」を導入します

WordPressにサイトマッププラグイン「XML-Sitemap」を導入します。
プラグインついてはこちらの記事で解説しています。

❷:サイトマップのURLをコピーします

WordPressの「設定」から「XML-Sitemap」と進んでURLをコピーします。
❸:サイトマップにコピーしたURLを貼り付けて送信します

Googleサーチコンソールの「サイトマップ」にそのまま貼り付けて送信します。
❹:サイトマップの追加完了!OKをクリックします

これでクローラーがスムーズにサイト内を巡回できます。
④:ページが良質かつ安全か確認する

「ページ エクスペリエンス」は2021年にリリースされたばかりで、モバイルにのみ有効になっています。
ページ エクスペリエンスは URL 単位で評価されます。現在のところ、評価はモバイル ブラウザのみで行われています(つまり、評価対象はモバイル デバイスのユーザーのみで、影響を受けるのはモバイル デバイスからの検索のみです)。評価とレポートは、訪問者により優れたユーザー エクスペリエンスを提供するページを作成する際の指標となるよう開発されました。
出典:Search Console ページエクスペリエンスについて
「ページ エクスペリエンス」については上記のとおりです。
つまり、読者さんに良質で安全なページを提供できているかを把握できます。
定期的に覗いてみて、もし問題が検出されていた場合は画面の指示に従いましょう。
⑤:サイトに問題はないか確認する

「セキュリティと手動による対策」から自分のサイトに問題はないか確認できます。
もし問題が検出されていた場合は画面の指示に従って対処しましょう。
まとめ!Googleサーチコンソールを使ってサイトを管理しよう

今回はGoogleサーチコンソールの設定と使い方を解説しました。
- Googleアナリティクス:アクセス状況
- Googleサーチコンソール:検索エンジン状況
この2つのツールはサイト運営には欠かせません。
という方は、こちらの記事でGoogleアナリティクスについて解説しています。

WordPressでサイトを開設した方、これから開設する方はGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを設定して使っていきましょう!
本ブログではWordPressの始め方を解説しています。

本記事が参考になれれば幸いです。
WordPressの始め方を画像付きで解説しています。
初心者の方でも10分ほどで始められるのでこの機会にぜひ!!