- Googleアナリティクスって?
- Googleアナリティクスの設定方法
- Googleアナリティクスの使い方
- Googleアナリティクスのデータを取り出す方法
- isacomputer管理人(@isastart07)
- 元Microsoftサポート、約2500人のサポート経験あり
- 本ブログ累計100万PV突破
「WordPressでブログを始めたけど、アナリティクスの設定方法と使い方がわからない・・」とお悩みではありませんか?
今回はWordPressでGoogleアナリティクスを設定する方法を画像付きで解説します。
それでは、いきましょう。
Googleアナリティクスって?

GoogleアナリティクスはGoogleが無料提供しているアクセス解析ツールです。
Googleアナリティクスを使うメリットは下記のとおりです。
- サイトのアクセス状況を分析・解析できる
- サイトの外観(デザイン)、コンテンツ作りに役立つ
①:サイトのアクセス状況を分析・解析できる
Googleアナリティクスにサイトを登録すれば、さまざまなデータを分析したり解析することができます。
- ユーザー数
- 直帰率
- 平均滞在時間
- ページビュー数(PV)
- 読者さんが一番訪れているページ など
上記のとおりです。
自分のサイトのアクセス状況がどのようになっているのか情報を得られます。
②:サイトの外観、コンテンツ作りに役立つ

サイトのさまざまな情報を得られれば、読者さんが読んでくれるサイト作りができます。
- 直帰率が高いから関連する記事をもっと書こう
- このページの離脱率が高いから関連する記事のURLを貼ろう
- スマホからのアクセスが多いから一行の文字数を減らして読みやすい構成にしてみよう
このようにGoogleアナリティクスで得た情報を参考にサイトの外観やコンテンツ作りをしていくことができます。
Googleアナリティクスの設定方法

- アナリティクスで設定、タグをコピー
- WordPressにタグを貼り付け
- 正しく設定できたか確認
上記が大まかな流れです。
順番に解説します。
①:アナリティクス側の設定手順
❶Googleアナリティクスにログインします

アナリティクスのログインページからGoogleアカウントを使ってログインします。
❷「測定を開始」をクリックします

「測定を開始」をクリックします。
❸アカウントの設定をします

- アカウント名:なんでもOK!
- Googleのプロダクトやサービス:チェックを入れる
❹プロパティの設定をします

- プロパティ名:なんでもOK、サイト名がおすすめです
- タイムゾーン:日本を選択する
- 通貨:日本円を選択する
➎ビジネス情報を設定します

- 業種:プルダウンから選択する
- ビジネスの規模:小規模を選択する
- サイトまたはアプリでの~:チェックを入れる
❻利用規約を確認してチェックを入れます

2つにチェックを入れて「同意する」をクリックします。
❼メール配信の設定をします

Googleから配信されるメールの内容を決めます。
➑ウェブをクリックします

「ウェブ」をクリックします。
❾ウェブストリームの設定をします

- ウェブサイトのURL:自分のサイトのURLを入力する
- ストリーム名:サイト名を入力する
➓グローバルサイトタグをコピーします

- 測定ID:WordPressの設定で使うこともあるので、念のためメモして保存しておくといいです
- グローバルサイトタグ:すべてコピーします
コピーできたらWordPress管理画面に映ります。
②:WordPress側の設定手順
WordPressのhead内にタグを貼り付けます
ここからはWordPressのテーマの編集になります。
テーマ内は誤って削除したりするとサイト上でトラブルが起こる可能性があるので注意しましょう。
不安な方はバックアップをとってから作業することをおすすめします。「BackWPUp」というプラグインを使えば簡単にバックアップがとれます。


- WordPress管理画面へ
- 「外観」から「テーマエディター」
- 「テーマヘッダー」の<head>の下にタグを貼り付ける
- ファイルを更新
上記のとおりです。
WordPressで有料テーマを有効化している方は、各テーマによってタグの貼り付け場所がかわります。

有料テーマJINの場合は「HTMLタグ設定」から貼り付けます。

有料テーマSANGOの場合は「サイトの基本設定」から「Google Analytics」の欄に測定IDを入力します。
以上でアナリティクスの設定完了です。
③:最後に!正しく設定できたか確認します
設定は以上になりますが、念のため簡単に最終チェックしましょう!
❶スマホで自分のサイトにアクセスする
自分のサイトにアクセスします。

サイトの右上から「QRコード」を表示すればスマホですぐアクセスできるのでおすすめですよ!
❷アナリティクスの「リアルタイムユーザー」に反応があればOK

実際に自分でサイトにアクセスして確認します。
しっかりリアルタイムユーザーにカウントされていれば問題なしです。
Googleアナリティクスの使い方

- リアルタイム
- ユーザー
- 集客
- 行動
上記はサイト運営で欠かせないデータです。
順番に解説します。
①:リアルタイム

- リアルタイムで読んでくれている人数
- リアルタイムで読まれているコンテンツ
- ページビュー数(1分あたり)
- 読者さんの地域
上記の情報を確認することができます。
リアルタイムでどのくらいのユーザーがサイトに訪れているか確認するときに便利です。
②:ユーザー

- サイト全体のデータ(ユーザー数やページビュー数)
- 読者さんの年齢、性別
- 新規ユーザー、リピーター
- 読者さんが使っているブラウザ
- ユーザーフロー(読者の行動パターン)
基本的に「ユーザー」を見ればサイトのアクセス状況を分析できます。
③:集客

- Organic Search:インターネット検索
- Direct:参照元が不明
- Referral:リンクからのアクセス
- Social:ソーシャルネットワーク
「集客」は「読者さんが自分のサイトにどこからアクセスしているのか」という情報を得られます。
④:行動

- 読者さんのサイト内の行動
- 読者さんがよく訪れるコンテンツ
- サイトの速度
「行動」はサイト内での読者さんの行動パターンを分析できます。
- 最初はどのページにアクセスするか
- どのページに移動するか
- どのページで離脱するか など
重要!現在はGA4という新バージョンに

初めてGoogleアナリティクスを設定する方は「Google アナリティクス4 プロパティ (GA4)」という新しいバージョンになっています。
Googleアナリティクスのデータを取り出す方法

アナリティクスはデータを取り出したりメールアドレスで送信することができます。
- データをエクスポートする
- データを共有する(メールアドレスで送信)
順番に解説します。
①:データをエクスポートする
操作はとても簡単です。
❶取り出したいデータと日付を選択します

❷形式を選択してエクスポートします

②:データを共有する
- 知り合いにデータを共有したい
- 別端末でデータを確認したい
という方は以下の操作で解決します。
共有から宛先とファイル形式を選択して送信します

- 宛先:送信先のメールアドレスを入力する
- 件名:そのままでOK
- 添付ファイル:PDF、EXCEL、CSVから選択する
- 頻度:そのままでOK
上記のとおりです。

受信すると上の画像のように表示されます。
Googleアナリティクスを使ってアクセス状況を確認しよう!

今回はGoogleアナリティクスの設定と使い方を解説しました。
Googleアナリティクスを使えばサイトのアクセス状況を網羅できます。
Googleサーチコンソールの設定がまだの方へ
Googleアナリティクスとは別に「Googleサーチコンソール」というツールがあります。
一言でいうと、検索エンジンの状況を把握できるツールです。
まだ設定が済んでいない方はこちらの記事でGoogleサーチコンソールの設定と使い方を解説しています。

WordPress初心者の方、これからWordPressを始めたいという方はGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの設定は必ずしておきましょう!
本ブログではWordPressブログの始め方を解説しています。

本記事が参考になれれば幸いです。
WordPressの始め方を画像付きで解説しています。
初心者の方でも10分ほどで始められるのでこの機会にぜひ!!