【画像35枚で徹底解説】Outlookのプロファイルを新規作成・追加する方法|不具合解消から複数アカウント管理まで


Outlookで新しいプロファイルを作りたいのですが、操作手順がわかりません・・
このような悩みに答えます。

こんにちは!PC一台で生きるブロガーのkyosukeです。
今回はOutlookでプロファイルを新規作成・追加する方法を画像付きで解説します。
この記事を読めば、Outlookのプロファイルに関する悩みはなくなり、快適なOutlook環境を手に入れられます。
それでは、さっそくいきましょう。

PC歴15年以上。元Microsoftのサポートとして、1000人以上のPCトラブルを解決。
今はブロガーとして独立、PC一台で生きています。
- OS:Windows 11
- Outlook:Microsoft 365
Outlookのプロファイルとは?なぜ新規作成が必要なの?

そもそもプロファイルとはどういうものなのか、かんたんに解説します。
Outlookのプロファイルの役割
- メールアカウントの管理
- ユーザー固有の設定保存(Outlookの表示設定、仕分けルールの設定など)
- 複数の用途での使い分け(仕事用とプライベート用など)
- Outlook不具合の問題の切り分け
このような役割があります。

Outlookは、プロファイルを読み込んで起動します。
プロファイルの新規作成が必要なケース
- Outlookをリセットして、メールアドレスを再設定したいとき
- 「仕事用」と「プライベート用」で使い分けたいとき
- Outlookが起動しないとき
このようなケースは、プロファイルを新規作成します。
プロファイルを新規作成することで、既存のプロファイルが問題なのか、Outlook全体の問題なのか、問題の切り分けができます。
【重要】新しいOutlookは、プロファイルを作成できない
Outlookは、従来のOutlook(Outlook classic)と新しいOutlook(Outlook new)の2種類あります。


新しいOutlookでは、プロファイルを作成することができません。

このように新しいOutlookは、一つの大きな家で部屋を使い分けるイメージです。

プロファイルの新規作成は、従来のOutlookでの操作になります。
【準備】プロファイル作成前に確認すべきこと2つ

プロファイル新規作成の前に、以下の2つを確認します。
①:パソコンの動作を確認する
パソコンの動作が遅かったり、アプリの起動ができないなど、不具合が見られる場合は、一度パソコンを再起動させましょう。

Outlook操作中にトラブルが起きると大変です。念のためパソコンを再起動しておくと安心です。
②:メールアドレスの設定情報を用意する
プロファイルを新規作成するには、メールアドレスの再設定が必要です。

Microsoftアカウントを設定する場合は、基本的にパスワードだけでOKです。
POP・IMAP設定する場合は、以下の設定情報を用意します。
- メールアドレスのパスワード
- 受信メールサーバー
- 送信メールサーバー
- 受信サーバーのポート番号
- 送信サーバーのポート番号
- 暗号化接続の種類
- ユーザー名
- パスワード(メールアドレスのパスワードと同じ場合が多いです)

メールアドレスの設定情報がわからない場合は、プロバイダーに聞いてみましょう。
Outlookのプロファイルを新規作成・追加する手順

Outlookのプロファイルの新規作成手順を画像付きで解説します。

この記事を見ながら、ゆっくり操作してみてください!
コントロールパネルから、プロファイルを作成します。



ここまで操作しましたら、STEP3へ進みます。
「ファイル」を開く

Outlookを起動して、画面左上の「ファイル」をクリックします。
「プロファイルの管理」を開く

「アカウント設定」から「プロファイルの管理」をクリックします。
「プロファイルの表示」をクリックする

新しいプロファイルを追加する

「追加」をクリックして、新しいプロファイル名を入力、「OK」をクリックします。

プロファイル名は何でもOKです!この記事では「仕事用」と入力します。
POP・IMAP設定の場合は「手動設定」を選択、Microsoftアカウントは「電子メールアカウント」を選択する

「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」を選択して、「次へ」をクリックします。
Micorosoftアカウントやフリーメールアドレスの場合は、「電子メールアカウント」にメールアドレスとパスワードを入力します。



これでプロファイルを新規作成、Microsoftアカウントの設定完了です。お疲れ様でした!
次に目次から「既存のプロファイルを切り替えて使う方法」へお進みください。
「POPまたはIMAP」を選択して次へ

「POPまたはIMAP」を選択して「次へ」をクリックします。
メールアドレスの設定情報を入力して、詳細設定へ

こちらの画面に、メールアドレスの設定情報を入力します。
入力後に「詳細設定」をクリックします。
「送信サーバーは認証が必要」にチェックを入れて、詳細設定タブへ

サーバーのポート番号を入力する

サーバーのポート番号、暗号化された接続の種類を選択して「OK」をクリックします。
Outlookでメールを受信後、サーバーにメールのコピーを残す設定です。
Outlook側でメールが消えた際のバックアップにもなります。

特に理由がなければ、チェックを入れておくことをおすすめします!
「アカウント設定のテスト」を始める

「アカウント設定のテスト」をクリックして、数秒待ちます。
「完了」を確認して「閉じる」をクリックします。
設定情報に誤りがあるか、誤入力している可能性があります。
まずは、入力した情報を確認してみましょう。
「次へ」をクリックする

完了を確認して「閉じる」をクリックする

もう一度アカウントのテストが始まります。
完了を確認したら「閉じる」をクリックします。
【おわり!】「完了」をクリックする

「完了」をクリックして、Outlookを再起動します。
別のメールアドレスを設定したい場合は、「別のアカウントの追加」をクリックして設定しましょう。
従来のOutlookのメールアドレス設定については、下の記事をご覧ください。


以上でプロファイル新規作成が終わりです。お疲れ様でした!
既存のプロファイルを切り替えて使う方法

Outlookでプロファイルを切り替える方法を解説します。
Outlook起動時にプロファイルを選択する

新しいプロファイルを作成すると、Outlook起動時にプロファイル選択画面が表示されます。
ドロップダウンから、作成したプロファイルに切り替えましょう。
既定のプロファイルを変更する

プロファイルを切り替えるのは面倒だ・・新規作成したプロファイルを既定に設定したい・・
このように、新規作成したプロファイルを常に使いたいときは、既定のプロファイルに設定できます。


新規作成したプロファイルを選択して「既定のプロファイルとして設定」のみチェックを入れて「OK」をクリックします。

これでOutlookは新しいプロファイルで常に開かれます!
【よくある質問】Outlookのプロファイルに関するQ&A

プロファイルの削除方法を紹介します。

Outlook画面左上の「ファイル」をクリックします。

「アカウント設定」から「プロファイルの管理」をクリックします。


使わないプロファイルを選択して、「削除」をクリックします。

プロファイルのバックアップはとれませんが、データファイルのバックアップはとれます。
こちらの記事で、Outlookのバックアップをまとめています。


使い分けできるのは嬉しいけど、メールの内容は見られたくない・・
このような場合は、データファイルにパスワードを設定すれば解決します。
パスワードを設定すると、Outlook起動時に、パスワードを要求されるようになります。
プロファイル内のデータファイルにパスワードを設定する手順を紹介します。

Outlook画面左上の「ファイル」をクリックします。

「アカウント設定」から「プロファイルの管理」をクリックします。


「プロファイル」を選択して「プロパティ」をクリック、「データファイル」をクリックします。

「パスワードを設定したいデータファイル」が選択されている状態で、「設定」をクリック、「パスワードの変更」をクリックします。

「新しいパスワード」と「パスワードの確認」にパスワードを入力します。
パスワードの変更や削除は、ここで行います。

パスワードの削除は、「使用中のパスワード」にパスワードを入力して、その他を空欄にします!

画像のように、パスワードが求められたら設定完了です。
【まとめ】プロファイルを活用して、Outlookを快適に使いこなそう!

今回はOutlookのプロファイル新規作成方法を画像付きで解説しました。
プロファイルの作成方法を知っておくと、驚くほど快適になります。

用途での使い分け、メールアドレスの再設定、トラブルの解消など使えるところがたくさんあります!
Outlookが起動しなくても、コントロールパネルからでもプロファイルを作成して、メールアドレスを設定することができます。
プロファイルを作成してもOutlookが起動しない場合は、こちらの記事でOutlookが起動しないときの解決策をまとめています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
Outlookの設定や使い方、トラブルの解決策をまとめています。
Outlookで悩んでいる方は、ぜひご覧ください!