【画像35枚で徹底解説】Outlookのプロファイルを新規作成・追加する方法|不具合解消から複数アカウント管理まで

「Outlookのプロファイルを新規作成・追加する方法|エラー解決・設定リセットに」のアイキャッチ画像。オリジナルキャラクター入り。
kyosuke
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
kyosuke
kyosuke

Outlookで新しいプロファイルを作りたいのですが、操作手順がわかりません・・

このような悩みに答えます。

kyosuke
kyosuke

こんにちは!PC一台で生きるブロガーのkyosukeです。

今回はOutlookでプロファイルを新規作成・追加する方法を画像付きで解説します。

この記事を読めば、Outlookのプロファイルに関する悩みはなくなり、快適なOutlook環境を手に入れられます。

それでは、さっそくいきましょう。

この記事を書いた人
isacomputerを運営しているkyosukeのイラスト。サイトアイコン。
kyosuke
PC最適化の専門家
kyosuke
  • 元Microsoftサポート
  • 1000件以上のOfficeトラブルを解決
  • 当ブログ「isacomputer」を運営
本記事の検証環境
  • OS:Windows 11
  • Outlook:Microsoft 365
目次
  1. Outlookのプロファイルとは?なぜ新規作成が必要なの?
  2. 【準備】プロファイル作成前に確認すべきこと2つ
  3. Outlookのプロファイルを新規作成・追加する手順
  4. 既存のプロファイルを切り替えて使う方法
  5. 【FAQ】Outlookプロファイルでよくある質問
  6. 【まとめ】プロファイルを活用して、Outlookを快適に使いこなそう!

Outlookのプロファイルとは?なぜ新規作成が必要なの?

「Outlookのプロファイルとは?なぜ新規作成が必要なの?」の」見出し画像。オリジナルキャラクター入り。

そもそもプロファイルとはどういうものなのか、かんたんに解説します。

Outlookのプロファイルの役割

プロファイルの役割
  • メールアカウントの管理
  • ユーザー固有の設定保存(Outlookの表示設定、仕分けルールの設定など)
  • 複数の用途での使い分け(仕事用とプライベート用など)
  • Outlook不具合の問題の切り分け

このような役割があります。

kyosuke
kyosuke

Outlookは、プロファイルを読み込んで起動します。

プロファイルの新規作成が必要なケース

新規作成が必要なケース
  • Outlookをリセットして、メールアドレスを再設定したいとき
  • 「仕事用」と「プライベート用」で使い分けたいとき
  • Outlookが起動しないとき

このようなケースは、プロファイルを新規作成します。

Outlookが起動しない場合

プロファイルを新規作成することで、既存のプロファイルが問題なのか、Outlook全体の問題なのか、問題の切り分けができます。

【重要】新しいOutlookは、プロファイルを作成できない

Outlookは、従来のOutlook(Outlook classic)と新しいOutlook(Outlook new)の2種類あります。

従来のOutlook(Outlook classic)の見た目画像。
従来のOutlook
新しいOutlookの見た目画像。
新しいOutlook

新しいOutlookでは、プロファイルを作成することができません。

従来のOutlookと、新しいOutlookの、プロファイル機能の概念的な違いを示す比較イラスト図解。左側では「従来のOutlook」が複数の独立した家(仕事、家族)として描かれ、右側では「新しいOutlook」が、一つの家の中にある複数の部屋(仕事、家族)として描かれている。

このように新しいOutlookは、一つの大きな家で部屋を使い分けるイメージです。

kyosuke
kyosuke

プロファイルの新規作成は、従来のOutlookでの操作になります。

【準備】プロファイル作成前に確認すべきこと2つ

「【準備】プロファイル作成前に確認すべきこと2つ」の見出し画像。オリジナルキャラクター入り。

プロファイル新規作成の前に、以下の2つを確認します。

①:パソコンの動作を確認する

パソコンの動作が遅かったり、アプリの起動ができないなど、不具合が見られる場合は、一度パソコンを再起動させましょう。

kyosuke
kyosuke

Outlook操作中にトラブルが起きると大変です。念のためパソコンを再起動しておくと安心です。

②:メールアドレスの設定情報を用意する

プロファイルを新規作成するには、メールアドレスの再設定が必要です。

kyosuke
kyosuke

Microsoftアカウントを設定する場合は、基本的にパスワードだけでOKです。

POP・IMAP設定する場合は、以下の設定情報を用意します。

POP・IMAP設定するときに必要な設定情報
  • メールアドレスのパスワード
  • 受信メールサーバー
  • 送信メールサーバー
  • 受信サーバーのポート番号
  • 送信サーバーのポート番号
  • 暗号化接続の種類
  • ユーザー名
  • パスワード(メールアドレスのパスワードと同じ場合が多いです)
kyosuke
kyosuke

メールアドレスの設定情報がわからない場合は、プロバイダーに聞いてみましょう。

Outlookのプロファイルを新規作成・追加する手順

「Outlookのプロファイルを新規作成・追加する手順」の見出し画像。オリジナルキャラクター入り。

Outlookのプロファイルの新規作成手順を画像付きで解説します。

kyosuke
kyosuke

この記事を見ながら、ゆっくり操作してみてください!

Outlookが起動しない場合

コントロールパネルから、プロファイルを作成します。

「コントロールパネル」を開く
Windows11の検索窓に「con」と入力して「コントロールパネル」を開く操作画面。
「ユーザーアカウント」をクリックする
コントロールパネル内のユーザーアカウントをクリックする操作画面。
「Mail」をクリックする
コントロールパネルのユーザーアカウント内のMailをクリックする操作画面。

ここまで操作しましたら、以下の「STEP3」へ進みます。

①:「ファイル」を開く

従来のOutlook(Outlook classic)のファイルをクリックする操作画面。

Outlookを起動して、画面左上の「ファイル」をクリックします。

②:「プロファイルの管理」を開く

従来のOutlook(Outlook classic)のアカウント設定からプロファイルの管理をクリックする操作画面。

「アカウント設定」から「プロファイルの管理」をクリックします。

③:「プロファイルの表示」をクリックする

コントロールパネルのメール設定からプロファイルの表示をクリックする操作画面。

④:新しいプロファイルを追加する

従来のOutlook(Outlook classic)のプロファイルの追加をクリック、プロファイル名を入力してOKをクリックする操作画面。

「追加」をクリックして、新しいプロファイル名を入力、「OK」をクリックします。

kyosuke
kyosuke

プロファイル名は何でもOKです!この記事では「仕事用」と入力します。

⑤:POP・IMAP設定の場合は「手動設定」を選択、Microsoftアカウントは「電子メールアカウント」を選択する

従来のOutlook(Outlook classic)のプロファイルにアカウントを追加するセットアップ画面。手動設定を選択して「次へ」をクリックする操作画面。

「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」を選択して、「次へ」をクリックします。

Microsoftアカウントの場合

Micorosoftアカウントやフリーメールアドレスの場合は、「電子メールアカウント」にメールアドレスとパスワードを入力します。

メールアドレスとパスワードを入力して次へ
従来のOutlook(Outlook classic)のプロファイルにアカウントを追加するセットアップ画面。電子メールアカウントに設定情報を入力して「次へ」をクリックする操作手順。
正常に設定できたことを確認して「完了」をクリックする
従来のOutlook(Outlook classic)のプロファイルにアカウントを追加するセットアップ画面。アカウントの設定が完了して「完了」をクリックする操作画面。
kyosuke
kyosuke

これでプロファイルを新規作成、Microsoftアカウントの設定完了です。お疲れ様でした!

次に目次から「既存のプロファイルを切り替えて使う方法」へお進みください。

⑥:「POPまたはIMAP」を選択して次へ

従来のOutlook(Outlook classic)のプロファイルにアカウントを追加するセットアップ画面。POPまたはIMAPを選択して「次へ」をクリックする操作画面。

「POPまたはIMAP」を選択して「次へ」をクリックします。

⑦:メールアドレスの設定情報を入力して、詳細設定へ

従来のOutlook(Outlook classic)のプロファイルにアカウントを追加するセットアップ画面。メールアドレスの設定情報を入力して「詳細設定」をクリックする操作画面。

こちらの画面に、メールアドレスの設定情報を入力します。

入力後に「詳細設定」をクリックします。

⑧:「送信サーバーは認証が必要」にチェックを入れて、詳細設定タブへ

従来のOutlook(Outlook classic)のプロファイルにアカウントを追加するセットアップ画面。送信サーバータブの「送信サーバーは認証が必要」にチェックを入れて「詳細設定タブ」をクリックする操作画面。

⑨:サーバーのポート番号を入力する

従来のOutlook(Outlook classic)のプロファイルにアカウントを追加するセットアップ画面。サーバーのポート番号を入力して「OK」をクリックする操作画面。

サーバーのポート番号、暗号化された接続の種類を選択して「OK」をクリックします。

サーバーにメッセージのコピーを置くとは?

Outlookでメールを受信後、サーバーにメールのコピーを残す設定です。

Outlook側でメールが消えた際のバックアップにもなります。

kyosuke
kyosuke

特に理由がなければ、チェックを入れておくことをおすすめします!

⑩:「アカウント設定のテスト」を始める

従来のOutlook(Outlook classic)のプロファイルにアカウントを追加するセットアップ画面。「アカウント設定のテスト」を実行して完了を確認したら「閉じる」をクリックする操作手順。

「アカウント設定のテスト」をクリックして、数秒待ちます。

「完了」を確認して「閉じる」をクリックします。

エラーが表示される場合

設定情報に誤りがあるか、誤入力している可能性があります。

まずは、入力した情報を確認してみましょう。

⑪:「次へ」をクリックする

従来のOutlook(Outlook classic)のプロファイルにアカウントを追加するセットアップ画面。「次へ」をクリックする操作画面。

⑫:完了を確認して「閉じる」をクリックする

従来のOutlook(Outlook classic)のプロファイルにアカウントを追加するセットアップ画面。テストアカウント設定画面で完了を確認して「閉じる」をクリックする操作手順。

もう一度アカウントのテストが始まります。

完了を確認したら「閉じる」をクリックします。

【おわり!】「完了」をクリックする

従来のOutlook(Outlook classic)のプロファイルにアカウントを追加するセットアップ画面。「完了」をクリックする操作画面。オリジナルイラスト入り。

「完了」をクリックして、Outlookを再起動します。

別のメールアドレスを設定したい場合は、「別のアカウントの追加」をクリックして設定しましょう。

従来のOutlookのメールアドレス設定については、下の記事をご覧ください。

あわせて読みたい
【画像30枚で解説】従来のOutlookにメールアドレスを追加・設定する全手順|Gmailや複数アカウントもこの1記事で完璧!
【画像30枚で解説】従来のOutlookにメールアドレスを追加・設定する全手順|Gmailや複数アカウントもこの1記事で完璧!
kyosuke
kyosuke

以上でプロファイル新規作成が終わりです。お疲れ様でした!

既存のプロファイルを切り替えて使う方法

「既存のプロファイルを切り替えて使う方法」の見出し画像。オリジナルキャラクター入り。

Outlookでプロファイルを切り替える方法を解説します。

Outlook起動時にプロファイルを選択する

従来のOutlook(Outlook classic)を起動後のプロファイルの選択画面、プロファイルを切り替える操作画面。

新しいプロファイルを作成すると、Outlook起動時にプロファイル選択画面が表示されます。

ドロップダウンから、作成したプロファイルに切り替えましょう。

既定のプロファイルを変更する

kyosuke
kyosuke

プロファイルを切り替えるのは面倒だ・・新規作成したプロファイルを既定に設定したい・・

このように、新規作成したプロファイルを常に使いたいときは、既定のプロファイルに設定できます。

「オプション」をクリックする
従来のOutlook(Outlook classic)を起動後のプロファイルの選択画面で「オプション」をクリックする選択画面。
「新規作成したプロファイル」を既定に設定する
従来のOutlook(Outlook classic)を起動後のプロファイルの選択画面で、プロファイルを切り替えて既定のプロファイルとして設定する操作画面。

新規作成したプロファイルを選択して「既定のプロファイルとして設定」のみチェックを入れて「OK」をクリックします。

kyosuke
kyosuke

これでOutlookは新しいプロファイルで常に開かれます!

【FAQ】Outlookプロファイルでよくある質問

「プロファイルに関するよくある質問」の見出し画像。オリジナルキャラクター入り。

①:使わないプロファイルを削除できますか?

はい。ただし、復元はできないので注意です。

プロファイルの削除方法を紹介します。

「ファイル」を開く
従来のOutlook(Outlook classic)のファイルをクリックする操作画面。

Outlook画面左上の「ファイル」をクリックします。

「プロファイルの管理」を開く
従来のOutlook(Outlook classic)のアカウント設定からプロファイルの管理をクリックする操作画面。

「アカウント設定」から「プロファイルの管理」をクリックします。

「プロファイルの表示」をクリックする
コントロールパネルのメール設定からプロファイルの表示をクリックする操作画面。
使わないプロファイルを選択して削除する
従来のOutlook(Outlook classic)でプロファイルを削除する操作画面。

使わないプロファイルを選択して、「削除」をクリックします。

「はい」をクリックする
従来のOutlook(Outlook classic)でプロファイルを削除するときに表示される警告ダイアログの画面。「はい」をクリックする操作画面。

②:プロファイルのバックアップはとれますか?

プロファイル自体のバックアップはとれません。

プロファイルのバックアップはとれませんが、データファイルのバックアップはとれます。

こちらの記事で、Outlookのバックアップをまとめています。

あわせて読みたい
【元Microsoftサポートが解説】新しいOutlookのバックアップと、失敗しないデータ復元方法
【元Microsoftサポートが解説】新しいOutlookのバックアップと、失敗しないデータ復元方法

③:プロファイルにパスワードを設定できますか?

はい。正確には、プロファイル内のデータファイルにパスワードを設定します。
kyosuke
kyosuke

使い分けできるのは嬉しいけど、メールの内容は見られたくない・・

このような場合は、データファイルにパスワードを設定すれば解決します。

パスワードを設定すると、Outlook起動時に、パスワードを要求されるようになります。

パスワードを忘れてしまうと、データファイルは一切開けなくなります。Microsoft非公式のソフトを使えば開ける可能性もあるようですが、あまりおすすめできません。パスワードは必ずメモに控えましょう。

プロファイル内のデータファイルにパスワードを設定する手順を紹介します。

「ファイル」を開く
従来のOutlook(Outlook classic)のファイルをクリックする操作画面。

Outlook画面左上の「ファイル」をクリックします。

「プロファイルの管理」を開く
従来のOutlook(Outlook classic)のアカウント設定からプロファイルの管理をクリックする操作画面。

「アカウント設定」から「プロファイルの管理」をクリックします。

「プロファイルの表示」をクリックする
コントロールパネルのメール設定からプロファイルの表示をクリックする操作画面。
プロファイルのプロパティから、「データファイル」をクリックする
従来のOutlook(Outlook classic)のプロファイルから、データファイルをクリックする操作画面。

「プロファイル」を選択して「プロパティ」をクリック、「データファイル」をクリックします。

「設定」から「パスワードの変更」をクリックする
従来のOutlook(Outlook classic)のデータファイルの設定から、「パスワード変更」をクリックする操作画面。

「パスワードを設定したいデータファイル」が選択されている状態で、「設定」をクリック、「パスワードの変更」をクリックします。

パスワードを入力して「OK」をクリックする
従来のOutlook(Outlook classic)のデータファイルに新しいパスワードを入力して「OK」をクリックする操作画面。

「新しいパスワード」と「パスワードの確認」にパスワードを入力します。

パスワードの変更や削除は、ここで行います。

kyosuke
kyosuke

パスワードの削除は、「使用中のパスワード」にパスワードを入力して、その他を空欄にします!

Outlookを起動して、パスワードが要求されるか確認する
従来のOutlook(Outlook classic)を起動時にパスワードが要求されている画面。

画像のように、パスワードが求められたら設定完了です。

④:プロファイル新規作成をしても、トラブルを解決できません…

まずは、Microsoftサポートに相談してみましょう。

Outlookで新しいプロファイルを作成しても、トラブルが解決しない場合は、Outlook以外の原因も考えられるので、まずはMicrosoftサポートに相談してみましょう。

もし、パソコン自体に問題がある場合は、PCの買い替えも検討するべきかもしれません。
» 参考:元Microsoftサポートが推す、レノボおすすめノートPC比較

【まとめ】プロファイルを活用して、Outlookを快適に使いこなそう!

「【まとめ】プロファイルを活用して、Outlookを快適に使いこなそう!」の見出し画像。オリジナルキャラクター入り。

今回はOutlookのプロファイル新規作成方法を画像付きで解説しました。

プロファイルの作成方法を知っておくと、驚くほど快適になります。

kyosuke
kyosuke

用途での使い分け、メールアドレスの再設定、トラブルの解消など使えるところがたくさんあります!

Outlookが起動しなくても、コントロールパネルからでもプロファイルを作成して、メールアドレスを設定することができます。

プロファイルを作成してもOutlookが起動しない場合は、こちらの記事でOutlookが起動しないときの解決策をまとめています。

あわせて読みたい
【2025年版】Outlookが起動しないときの解決策7選|まず試すべきことから解説
【2025年版】Outlookが起動しないときの解決策7選|まず試すべきことから解説

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

【次のステップ】

Outlookを快適に使えていますか?

最後に元Microsoftサポートとして、生産性に関わることをお伝えさせてください。

あたなのPCで、こんな症状は出ていませんか?
  • PC自体が重たい、起動に数分かかる
  • アプリの操作中に固まる(フリーズする)
  • 作業中にPCが落ちる(クラッシュする)
kyosuke
kyosuke

大きな出費に感じると思いますが、数秒の待ち時間は1か月で数時間にもなると考えると、最も効率的な自己投資です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

おすすめノートPC比較
【元Microsoftサポート推薦】LenovoノートPCおすすめ3選|仕事で時間を無駄にしないための選び方
【元Microsoftサポート推薦】LenovoノートPCおすすめ3選|仕事で時間を無駄にしないための選び方
ABOUT ME
kyosuke
kyosuke
isacomputer運営者
元Microsoftサポート ➜ ブログ歴5年、PCゲーム歴15年(VALORANT イモータル)➜ 当ブログ(最高月42万PV / 累計530万PV)を運営 ➜ お仕事のご依頼はContactからお願いいたします。
記事URLをコピーしました